学校の様子

第74回入学式

2024-04-09

4月9日(火)、本校体育館で第74回入学式が挙行され、新入生180名が入学しました。

新入生の皆さん、保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。

私たち教職員一同、在校生一同、この日を心待ちにしておりました。

これからどうぞよろしくお願いいたします。

 

歓迎の歌「タンホイザー行進曲」はいかがだったでしょうか?

「歌に始まり、歌に終わる附属中」でこれまで長い間、歌い継がれてきた伝統の曲であり、

2・3年生がこの日のために練習してきました。

 

まだまだ不安なことや心配なこともあると思いますが、少しずつ附属中の生活に慣れていきましょう。

優しい先輩や先生がたくさんいます。共に附属中を盛り上げていきましょう。

 

音楽鑑賞会

2024-03-18

本日6校時は、本校体育館で「音楽鑑賞会」が行われ、エール管弦楽団の皆様がオーケストラを演奏してくださいました。

指揮を務められる鰺坂圭司さんは、附属中学校の卒業生。

なお、楽団には、他にも本校卒業生が2名所属されていました。

 

総勢60名の楽団の皆様による生のオーケストラは、圧巻のひと言。

「音楽鑑賞会」では、ヴェートーベンの交響曲第5番「運命」やドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」の演奏に加え、本校生徒4名がオーケストラの前に立っての指揮者体験をする機会もくださいました。

そして、会の終わりには、オーケストラの演奏に合わせ、全校生徒で「タンホイザー行進曲」と「校歌」を歌いました。

迫力あるすばらしい演奏や、鰺坂さんの穏やかな語り口に、鑑賞会は終始、笑顔と温かさに包まれました。

20日(水)の「オケフェス!」には、本校の合唱部と吹奏楽部も出席する予定です。

 

生徒たちの心に、音楽の魅力が深く刻まれた1日になりました。

エール管弦楽団の皆様、本日は素敵な演奏を聴かせてくださり、本当にありがとうございました。

 

 

第73回卒業式

2024-03-12

心配された雨もやみ、爽やかな青空のもと、本日「鹿児島大学教育学部附属中学校 第73回卒業式」が行われました。

今年度の卒業生は、新型コロナウイルス感染症によって、様々な行事の中止や縮小を余儀なくされながら中学校生活を送りました。

しかし、その集大成となる卒業式は、コロナ前の形で実施することができました。

全校生徒や多くの保護者の皆様、来賓の方々に囲まれた会場。

学校長から一人ひとりに直接手渡された卒業証書。

卒業生による、合唱「大地讃頌」と「ハレルヤ」。

在校生による、伝統の「タンホイザー行進曲」の合唱。

そして、全校生徒での「校歌」。

学び舎を後にする卒業生の顔には、笑顔と涙があふれていました。

本校で過ごした3年間の中には、嬉しいことや楽しいことばかりではなく、つらく苦しいこともたくさんあったことでしょう。

それでも、こうして卒業の日を迎えました。

きっとこれから先、彼らが歩む人生にも、たくさんの出会いや感動、そして苦難が待っています。

それと同時に、果てしない可能性も広がっています。

今日のこの青空のように、卒業生178名の未来が、希望と輝きに満ちたものでありますように。

 

第73回卒業生178名の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

 

 

卒業生を囲む会

2024-03-11

卒業式を明日に控えた本日3月11日、「卒業生を囲む会」が行われました。

生徒会本部役員を中心に企画・実施される本行事は、卒業する3年生に向けた1・2年生からの贈り物として、毎年開催されています。

写真や動画、音楽、パフォーマンスを交え、3年間を振り返りました。

そして、1・2年生による壁画もついに披露されました。

たくさんの思い出と、笑顔と、達成感を抱え、そして、在校生による伝統の「タンホイザー行進曲」が響く中、明日3年生は本校を卒業します。

爽やかな笑顔と感動があふれる1日となりますように。

 

 

 

「いのちの授業」

2024-02-20

20日(火)6校時、2年生を対象に「いのちの授業」を行いました。

講師として、「NPO法人がんサポートかごしま」より木原和代様をお迎えし、がんという病気やいのちとの向き合い方についてお話を伺いました。

ご自身の経験や、ともに過ごしてきた仲間との関わりをもとに、まっすぐな言葉で生徒たちに届けてくれました。

「いのちの授業」の終わりに、木原様から三つのお願いがありましたので、この場にも残しておきます。

 

①「いのちの授業」で学んだこと、思ったことを、多くの人と共有してほしい。

②相手の存在を否定するような言葉を使わないでほしい。もし心にモヤモヤやイライラがたまっているのなら、ためこまないでほしい。

③自分の存在を否定したくなったら、誰かに相談してほしい。いなくなりたいくらいツライという思いを、一人で抱えこまないでほしい。

 

「いのちの授業」の木原様のお話は、「いのちとは。」「生きるとは。」を考えさせるものでした。

今あなたがここにいてくれるだけですばらしい。

あなたがいなくなったら悲しい思いをする人がいる。

 

自分のいのちも、誰かのいのちも、軽んじることなく大切に生きていきましょう。

令和5年度国立台北教育大学生の教育実習

2024-01-25

1月22日(月)に台湾にある国立台北教育大学からの学生5名が来校しました。

彼らは2週間、本校で日本の英語教育について学ぶ「教育実習生」として過ごします。

コロナ禍ではオンラインによる実習を行っていましたが、実際に台湾から実習生を迎えるのは実に5年ぶりです。

実習生たちは、早速、初日から英語の授業に参加し、英語による自己紹介や台湾の紹介を通したコミュニケーションクラスを行いました。

今後は、本校生徒の自宅にホームステイをしたり、日本の教科書を使って実際に授業を行ったりする予定です。

5名とも大変明るく、そして熱心に実習に取り組んでいます。

また、実習生と過ごす日々は、本校生徒にとっても刺激的なようで、生徒自ら進んで英語で話しかける姿も見られます。

日々の学びを実際のコミュニケーションで生かす貴重な機会。

実習生たちにとっても、本校生徒にとっても、笑顔あふれるすてきな2週間になることでしょう。

On Monday, January 22, five students from National Taipei University of Education in Taiwan visited our school.

They will spend two weeks at our school as “teaching interns” learning about English education in Japan.

Although Corona Disaster had been conducting online training, this is the first time in five years that we have actually welcomed trainees from Taiwan.

The trainees participated in English classes from the first day and had communication classes through self-introductions and introductions of Taiwan in English.

They are going to do homestay at the students’ houses, and actually teaching classes with English textbooks of Japan.

All five students are very cheerful and enthusiastic about their practical training.

The days spent with the trainees seem to be very stimulating for our students, and some of them have even tried to speak to them in English.

This is a valuable opportunity for the students to apply what they’ve learned in actual communication.

It will be wonderful two weeks full of smiles for both the trainees and our students.

 

先輩に学ぶ

2024-01-19

1月17日(水)、2年生を対象としたキャリア教育が行われ、本校卒業生から進路決定や入試への心構えを学びました。

2人の先輩方から、熱いメッセージがたくさん伝えられました。

生徒たちは、「自分の好きなことを軸に、やりたいことをやり切る。」「これだ!と言えるくらい好きなものに打ち込む。」といったアドバイスを受け、より一層、自らの進路を自らの力で切り拓いていこうとする気持ちが芽生えたようです。

2人の先輩方の今後のますますのご活躍を、附中生一同心より願っています。

 

 

黄色いチューリップ

2024-01-19

今年度も、県内私立高校入試を控えた3年生に向けて、卒業生から黄色いチューリップが贈られました。

前日の夕方には卒業生が来校し、黒板アートを作成してくれました。

朝の会では、1・2年生の応援団がエールも送ってくれました。

附属中学校で受け継がれてきた「縦のつながり」を感じる瞬間です。

3年生の皆さん、たくさんの応援を力に変えて、来週からの県内私立高校入試を乗り切ってください。

皆があなたを応援しています。

 

 

 

3年生職場体験学習

2023-11-05

本校3年生は10月24日(火)~25日(水)の2日間、鹿児島市内の各事業所で職場体験学習を行いました。

職場体験学習の実施にあたり、鹿児島市内の56もの事業所が御協力くださいました。

この場を借りて、御礼申し上げます。

職場体験学習では、日頃の学校生活では学ぶことが難しい、「働くこと」を現地で経験させていただきます。

生徒たちも数年後は社会人。

「働くとはどういうことか。」「社会に貢献するとはどういうことか。」「働くときに求められる資質・能力とは何か。」そして「働いている方々はどのような思いでお客さんや利用者、商品、製品に関わっているのか。」を学生のうちから知り、考え、そして体験することは、大変貴重な機会です。

学校や家庭で学ぶ小さなことが、社会でどのように生かされているのかを実感する機会となったことでしょう。

生徒たちは、これから高校入試に向けて更に学習を重ねていきます。

ですが、その先には、それぞれが叶えたいと願う夢や達成したい目標があるはずです。

2日間の職場体験学習で得た学びが、それぞれの進路選択や学習意欲向上につながることを期待します。

 

 

 

2年生修学旅行

2023-11-05

「今一歩、踏み出せ。~深めた絆を発揮し 笑顔輝かせる旅~」のスローガンを掲げ、本校2年生は10月24日(火)~27日(金)の4日間、関西方面への修学旅行を行いました。

1日目、生徒たちは朝早くからの出発式を終え、保護者や先生方に見送られながら、新幹線に乗り込みました。

新幹線では、しおりを見ながら旅行のシミュレーションをする生徒、寝て英気を養う生徒、写真を撮り過ぎて電池残量がなくなる生徒等々、思い思いに、しかし大騒ぎすることなく過ごしました。

新大阪駅からバスで奈良公園へ。車窓に見えるシカに驚き、阿吽像と奈良の大仏の迫力に圧倒され、土産物店のお菓子と被り物に惹かれ…初日から購買意欲溢れる2年生です。

1日目最後は嵐山渡月橋。17時、日も落ちてきて、鹿児島と比べ、少し肌寒い京都でしたが、月と渡月橋、桂川の組み合わせがとても綺麗でした。

2日目の朝は、雲ひとつない晴天。

ホテルを出ると涼しくて心地よく、とても過ごしやすい天気でした。

出発を控えた生徒たちはワクワクを抑えられない様子でした。

京都は歴史上の人物たちが実際に活躍した場所。千年以上前に同じ場所で活動した人たちに想いを馳せながら、充実した学びの時間を過ごしたようです。

17時には、お土産でパンパンに膨らんだリュックを背負い、全ての班が時間内にホテルに戻って来ました。

事故やトラブルなく自主研修を終えたのは、非日常の生活において臨機応変さが求められる中、他者配慮を欠かさず行動してくれた結果だろうと、成長を嬉しく思います。

1日中歩き回ってくたくたの、しかしどこか満足げな表情を生徒たちは見せていました。

3日目の京都は、快晴のさわやかな朝を迎えました。

ホテルの部屋にお礼の手紙を残す生徒もおり、一つ一つの出会いを大切にする姿を嬉しく思います。

最初の見学地、平等院鳳凰堂では、10円玉を取り出して、本物と見比べる姿がありました。

生徒たちは、生で目にする平等院鳳凰堂に「きれい」と思わずため息を漏らしていました。豊かな感性をいっぱい働かせ、日本のよさを全身で体感していたようです。

平等院を後にすると、いよいよ待ちに待ったUSJ。

ゲート前で記念撮影を終えると、生徒たちは一目散に入場ゲートに走り出していました。

USJの中は観光客、修学旅行生が大勢。

そんな中、生徒たちはすぐに被り物を購入し、我々職員が入場する頃には多くの生徒が何かしらの被り物を身に付けていました。

USJを思いっきり楽しもうという意気込みが伝わりました。

約8時間USJを満喫し、その余韻に浸りながら夜を過ごしました。

最終日となる4日目、関西方面の天気予報は午後から雷雨。

朝はこれまで通り早起きする生徒がほとんどでしたが、USJの疲れからか、呼び掛けてもなかなか起きない生徒も…。

今日もホテルの部屋にお礼の手紙を置く生徒がいました。

メリケンパークの見学と、人と防災未来センターでの学習を終え、神戸中華街へ。ラーメンや小籠包、ゴマ団子など、思い思いに中華を楽しみました。

先発組が新幹線に乗って10分もすると窓に雨が打ちつけましたが、後発組も雨に降られることなく新神戸駅に到着しました。

18時過ぎには、無事に鹿児島に全員が帰着し、笑顔のままに解散式を終えることができました。

 

天候にも恵まれた3泊4日の関西方面への修学旅行は、大きな学びを得られる時間となりました。

修学旅行期間中に、新たな友人関係を築く生徒がいたり、声を掛け合いながら仲間と共に自主研修やUSJでの時間を充実させたりすることができ、「深めた絆を発揮し 笑顔輝かせる旅」が実現できたのではないかと思います。

また、生徒たちは、来週から附属中のNewリーダーとしての役割を期待されています。修学旅行での経験を生かして「もう一歩、踏み出」し、これまでよりも更に自分の力を学校で発揮してくれるのではないでしょうか。

これからも生徒たちと一つひとつのことを大切に積み重ねていきたいと思います。

 

 

« Older Entries
Copyright© 2015 国立大学法人 鹿児島大学教育学部附属中学校 All Rights Reserved.