学校環境観察実習
奄美での学校環境観察実習
2年生定員40人を対象とした学校環境観察実習は、教師をめざす学生たちが離島での教育現場を体験することにより、その後の講義や実習に対する意欲を高めるのが目的です。鹿児島県の公立学校の約半数は「へき地」にあります。実習には、将来、離島・へき地に赴任する際の不安や先入観を取り除くねらいもあります。1週間の学校実習では、奄美大島の小規模校を訪問します。各学校での授業観察や授業補助を行いながら、給食や清掃活動、スポーツなどの時間を児童・生徒とともに過ごします。
実習終了後の報告会では、実習に参加した学生が各自の体験や学びの成果を発表します。学生からは「教師になるという目標をより強いものにすることができた」「小規模校は生徒一人ひとりと真剣に向き合える素晴らしい環境だった」などの感想があり、実習で大きな収穫があったことがうかがえます。