鹿児島大学教育学部 技術科

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研究室


技術専修には、4つの研究室があります。各研究室の指導教員のもとで研究活動を行います。

木材加工技術学研究室

国産の森林資源や未利用のスギ、ヒノキなどの人工林を有効活用する技術開発ならびに教育研究を通して、健全な森林の再生、人々の幸せと健康、豊かなウッディライフを創造する研究活動を展開しています。教員養成学部であることを意識しながら、教育現場において木材をすべての教育活動にどのように生かせるか調査研究をすすめています。
自分のひらめきやアイディアを大切に育て、とことん木材にこだわってつくっています。

研究室WEBページ

過去(3年間)の卒論・修論テーマ

年度 タイトル 学位
2022 小学校高学年を対象とした教科横断的な森林環境教育の検討 学士
ティンカリングを導入した中学校技術科木材加工に関する授業の検討 学士
2021 特別支援教育における知育玩具を活用した木育の実践 学士
パインウッドカーによるSTEAM教育の実現に向けた教材開発 学士
2020 炭焼き窯を使用した製炭マニュアルの最適化 学士
曲木技術による曲げわっぱを用いた教材開発 学士
鹿児島県指定伝統的工芸品「薩摩琵琶」を用いた中学校技術科教科等横断型授業の開発 修士

 

機械技術学研究室

研究内容は機械と金属(エネルギー変換、材料・加工)分野に関わる内容を扱う予定です。
過去に取り組んできた研究の継続はもちろんのこと、現状の研究環境で可能なテーマであれば、あらたに取り組んでいきたいと考えています。

過去(3年間)の卒論・修論テーマ

 

年度 タイトル 学位
2022 中学校技術科における種子鋏を製作題材とした授業の検討 学士
2021 伝統工芸品である刃物を製作題材とした中学校技術科における金属加工を扱った授業の改善 学士
種子鋏を製作題材にした中学校技術科における授業開発 学士
学校教育における伝統的技術を題材にしたものづくり教育の検討 修士
2020 中学校技術科における砂型鋳造の教材化に向けた研究 学士

生物技術学研究室


生物技術は大別して動物、植物、微生物の3種類の生き物を対象とします。それらの生物を利用して、作物生産量の向上(ex. メダカの共存によるイネの収量増)や廃棄物の処理(ex. 生ゴミのコンポスト化)といった技術の向上を図ります。研究対象として主に栽培技術を取り扱いますが、目的によっては栽培以外の生物技術を対象とすることも可能です。
「食料生産・食農教育・食農同源(造語)・有機農業・耕畜連携・ローカリゼーション・地産地消」
以上のようなキーワードを肯定的に捉え、日本の自給的な食料生産や精神的な生活水準の向上に対して、研究と教育の両面から貢献できれば幸いです。

研究室WEBページ

過去(3年間)の卒論・修論テーマ

年度 タイトル 学位
2022 いちごのペットボトル室内栽培における光条件と病害虫防除に関する研究 学士
中学校技術科で実現可能な給食残飯の飼料化方法の確立 学士
小学校で実践できるコンポスト化学習の教材開発に関する研究 学士
2021 コンポスト化学習における生ごみに対する認識の変容
および汎用的スキル育成に関する研究
学士
コンポストの品質評価法の開発~栽培作物に応じた生物検定法の開発~ 学士
小学校における飼育動物減少要因と対策に関する研究 学士
春の七草栽培キットの製作 学士
2020 投入物の種類と小動物の生息がコンポスト化に及ぼす影響を示す教材研究 学士
コンポスト接続水田系における稲の生育促進とコンポストの生物多様度富化に関する研究 学士

技術科教育学研究室

技術科教育学研究室は、幼、小、中、高、大学、職業訓練、工作教室など、あらゆる教育の場を範囲として行われる技術・職業教育を対象として、それを教育学の視角から探究します。
「技術や労働の世界」へと子どもや青年たちが参加できるよう「橋渡し」をする役割を技術教育は担っています。そうした「橋渡し」を行うために必要な、教材やカリキュラム、教育条件、教育方法、またその根底となる教育目的や教育目標、さらにはそうした技術教育をうけた子どもの変容に注目し、研究をしています。

研究室WEBページ

過去(3年間)の卒論・修論テーマ

年度 タイトル 学位
2022 中等技術教育における技能に関する比喩的表現についての教師の意図や捉え方 学士
ものづくりにおける好印象に対する他者からの影響 学士
プログラミング教育の実践に関する日英比較研究 学士
2021 工業高校情報科における動機づけを重視した導入段階での制作題材 学士
ものづくりの魅力に関する認識の形成場面‐インタビュー手法の開発とその分析‐ 修士
2020 鹿児島県の離島における技術科教育の物的教育条件整備の困難とその影響 学士
工業高校生の職業選択の要因と職業指導の具体的展開の検討 学士
  • 教育学部
  • 大学院 修士課程
  • 教職大学院

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