学校の様子
後期後半のスタート
本校は1月6日(金)から後期後半が始まりました。
新年を迎え、いよいよ進級・進学に向けて本年度の締めくくりの時期が迫ってきました。
1校時には、感染症対策として多目的ホールから各学級へ映像を生中継する形で全校集会を行いました。
集会では、楠原副校長先生が講話をされました。
ご自身が見られた初日の出や、1月2日・3日に行われた第99回箱根駅伝にふれ、目標を立てることや、やるべきことを最後までやり遂げること、『襷を渡す時期』に向けて振り返りに努めることの大切さを、全校生徒に話してくださいました。
また、受賞伝達式も行われ、上谷校長先生から代表の生徒たちへ賞状や記念品の授与がありました。
部活動の大会やコンテストに加え、書道や絵画の作品展、教科に関するコンテスト等で20以上の受賞です。
なお、鹿児島市教育委員会主催の「こころの言の葉コンクール」では学校賞をいただきました。
作品を応募してくださいました生徒・保護者の皆様への賞です。おめでとうございます。
学習だけでなく、さまざまな活動に熱心に取り組み、そして結果を残している生徒の姿を見て、嬉しい気持ちであると同時にとても誇らしい気持ちになりました。
令和という新たな時代も5年目を迎えます。
皆様にとってすばらしい1年となりますように。
そして、高校入試を迎える3年生、がんばれ!全校体制で応援しています!!
2023年に向けて
12月22日(木)のRT(Ruriiro-Time)では、生徒集会が行われました。
この日の生徒集会では、10月に発足した新生徒会本部役員による「生徒会目標の発表」が行われました。
令和5年度9月までの1年間、生徒会が掲げる「生徒会目標」。
この決定までに、生徒会本部役員は多くの時間を費やしてきました。
毎日のように話し合い、考えや気持ちを整理し、言葉をおこし、本校職員に提案します。
指導や助言を受けるたびに話し合い、修正をしては提案します。
このやり取りを繰り返すうちに、生徒の心にある感情や願いが練り上げられ、「言葉」として具現化されていきます。
およそ1ヶ月半をかけて練り上げられ、先日全校生徒に披露された生徒会目標は
「想いでつながり合い 未来を彩る生徒会」
生徒一人ひとりがつながりを実感し、輝く未来へと一日一日を大切につなげていく。
笑顔いっぱいに、そして頑張り続ける本校生徒の姿が目に浮かびます。
すてきな2023年となりますように。
そして、生徒、保護者、地域の皆様、2022年は大変お世話になりました。
2023年もどうぞよろしくお願いいたします。
第3学年職場体験学習
本校3年生は,10月25日(火)と26日(水)の2日間,鹿児島市内で『職場体験学習』を行いました。
『職場体験学習』を通して,働くことの楽しさや厳しさ,その意義や勤労の尊さを実感することに加え,社会との関わりや,社会の一員としての役割を自覚することは,これからの社会・日本を担う生徒たちにとって必要な学びであると考えます。
しかしながら,新型コロナウイルス感染症の影響により,本校でも3年ぶりの実施。
計画当初は,各事業所からの御理解と御協力がいただけるか,私たち教職員も不安でした。
不安が拭えぬ中,生徒受け入れの依頼をさせていただいたところ,55カ所もの事業所が活動への理解を示し,協力を了承してくださいました。
体験学習期間中,各事業所を訪問させていただくと,生徒たちは慣れない環境の中で,大人に交じって仕事を教えてもらいながら熱心に活動していました。
『働く』とき,学校での学んだことがそのまま生かせるわけではありません。
それぞれの立場や環境に応じて,これまでの学びを使い分けたり,組み合わせたり,そして新たに学び直したりすることが求められます。
そこには,職場での円滑なコミュニケーションや,協働的な視点,奉仕や思いやりの心なども関わってきます。
生徒たちが将来,どのような仕事に就き,社会に関わっていくのかはまだ分かりません。
ですが,2日間で感じたこと,学んだことは将来きっと役に立つことばかりだったことでしょう。
生徒の皆さんには,自身の生き方,キャリアデザインにしっかりとつなげてほしいと願います。
そして,本活動に関わってくださった各事業所の皆様,お忙しい中,御協力くださり,ありがとうございました。
第2学年修学旅行
本校2年生は,10月25日(火)から28日(金)までの3泊4日の行程で『修学旅行』を行いました。
本校の修学旅行は関西方面です。
Full of Smiles〜感謝の気持ちを胸に、一期一会を大切にする旅〜
のスローガンのもと,1年次に鹿児島県内で行ったウォークラリー同様,さまざまなSDGsに触れながら,日本のよさや協働の大切さを学ぶ校外活動となります。
京都では,清水寺や平等院鳳凰堂を訪れるとともに,生徒たち自身による研修計画をもとに京都市内を巡りました。
大阪では,大阪城や道頓堀で見識を深めるとともに,ユニバーサルスタジオジャパンで楽しい思い出をつくりました。
今回,2カ所のホテルに宿泊しましたが,出発の際,各部屋に『お礼の手紙』を書き置く生徒が多くいました。
一期一会を大切にしようとする生徒たちの思いと行動に,ホテルのスタッフの皆様も大変感激してくださいました。
自分の笑顔だけでなく,友達や出会った方々の笑顔が生まれる,まさにFull of Smiles(笑顔いっぱい)の4日間となりました。
修学旅行で得た学びや深まった絆が,2年生の一人ひとりを更に成長させてくれると期待しています。
修学旅行(2日目)
修学旅行(4日目)
第1学年集団宿泊学習
本校1年生は,10月26日(水)から28日(金)までの2泊3日の行程で『集団宿泊学習』を行いました。
『大隅青少年自然の家』に1年生みんなで宿泊し,寝食を共にしました。
また,野外炊飯やグリーンアドベンチャー,セルフコントロールに関する社会人講話,高隈山系での万滝を目指した登山など,多くの活動も行いました。
みんなと過ごすと,楽しいことやおもしろいことにたくさん出会えます。
その分,我慢しなければならないことや協力しなければならないことも出てきます。
『集団生活とは』,『協働とは』について気づき,学び,行動した3日間でした。
この学びが,生徒たちの成長に今後どのように生かされていくのか,期待するとともに楽しみにしています。
【第1学年 学年主任より】
3年ぶりに実現した宿泊学習は,天気にも恵まれ、計画した全ての活動を実施することができました。ここ2年,集団での行事が制限される学校生活を送ってきた生徒たちにとって,宿泊学習は仲間の大切さを実感できるよい機会となったようです。往路での会話の様子や他者を思いやる姿から,多くの学びがあったと感じます。宿泊学習における様々な経験が,きっとこれからの普段の生活に生きると信じています。
後期のはじまり
本校は2期制をとっています。
10月14日(金)に前期を終え、2日間の短い秋休みをはさみ、10月19日(水)から後期が始まっています。
来週は、各学年の体験学習が行われます。
1年生は大隅半島に渡り、2泊3日の集団宿泊学習。
2年生は関西に飛び、3泊4日の修学旅行。
3年生は鹿児島市内に散らばり、2日間の職場体験学習と上級学校説明会。
前期の学校生活で培ってきたさまざまな資質・能力を、社会と関連付けたり実際に発揮したりする機会となるはずです。
自分に与えられた役割や責任を果たす中で、日々の学びやコミュニケーション、主体性の重要さを実感してくれることでしょう。
生徒たちが体験学習を通して何を得てくるのか、彼らの感想やその後の成長も楽しみです。
健康面、安全面に各学習が行われるよう、私たち教職員も十分に配慮して臨みたいと思います。
保護者の皆様は、お子様からの土産話をどうぞお楽しみに。
こちらの写真は、後期始業式後の表彰伝達式の様子です。
理科の研究記録展や昆虫・貝・植物・岩石展、国語の硬筆展や席書会、県作文コンクール、美術の県図画作品展、英語の弁論大会などの表彰があり、およそ100名が呼名されました。
また、こちらの写真は、後期代議員任命式の様子です。
各学級のリーダーを務める代議員に向けて、校長先生から任命状が送られました。
新型コロナウイルス感染症対策として、生徒たちは各学級のテレビモニターで式の様子を参観しました。
第62回文化祭
10月7日(金)川商ホールにて、本校の第62回文化祭が行われました。
文化祭スローガンを「『縁』 紡ごう それぞれの想い 織りなそう 新たな舞台を」と題し、コロナ禍以前の「歌に始まり歌に終わる附属中」を象徴するこれまでの文化祭と、令和の時代に創り上げる新しい文化祭とのつながりを意識したものとなりました。
現在の3年生にとっては、初めての1日開催。
学年合唱や文化部の発表を観覧することも初めてでした。
発表団体が多いということは、それだけ準備、練習、打合せに費やす時間も必要ということ。
文化祭実行委員会の生徒たちは、過去の資料を確認したり、本校での勤務が長い職員にアドバイスをもらったりしながら、準備を進めてきました。
また、各学年の劇や合唱をつくるにあたり、さまざまな生徒がリーダーとなって各団体をまとめ、練習や準備を行いました。
それぞれが自分の役割に責任をもち、自分にできることを精一杯積み重ねてきて迎えた本番当日。
1年生の劇は70分におよぶ大作となり、世界の諸問題を解決するために私たちに何ができるのかを問いかけ、そして発信してくれました。
2年生の学年合唱では、「赤とんぼ」と「越えてゆけ」の2曲を178人全員で歌い上げ、学年としてのまとまりをきれいなハーモニーで示してくれました。
3年生は各学級の合唱1曲と、学年合唱「ふるさと」「星影のエール」の計3曲を見事につくり上げ、心に響く歌声でホール全体を包み込んでくれました。
吹奏楽部、合唱部、演劇部、美術部は、日頃の活動や練習の成果を、それぞれの形で表現し、私たちを魅了しました。
生徒の頑張りは大きな感動を生み、涙を流される来賓、保護者の方もいらっしゃいました。
スローガンにあるように、「それぞれの想い」という糸が、大きな美しい布を織りなし、附属中学校を温かく包み込んでくれたように感じられた1日でした。
今週末で令和4年度の前期終了となります。
文化祭で絆を強めた生徒たちの「後期」の活躍も楽しみです。
赤い羽根共同募金の街頭募金活動
10月1日(土)に本校のボランティア委員会が中心となり、赤い羽根共同募金の街頭募金活動を行いました。
今年度はバレーボール部の生徒も加わり、21名がイオン鹿児島鴨池店で活動しました。
10月に入ったとはいえ、少し日差しの強い日ではありましたが、爽やかな笑顔と元気な声で募金の呼び掛けを行いました。
共同募金にとしてお寄せいただいたご寄付は、子どもたち、高齢者、障がい者などを支援するさまざまな福祉活動や、災害時支援に役立てられます。
日々学習や運動に励む生徒たちですが、社会や誰かを思い、そのために行動を起こすこともまた、大切な学びであると考えます。
今回の活動が、本校生徒のボランティア精神を高め、社会に貢献する生徒の育成に更につながると強く信じています。
そして、街頭募金活動に御協力いただきました皆様、ありがとうございました。
令和4年度 台湾教育実習生オンライン実習
本校の特色の一つとして、台湾との国際交流活動があります。
その一環として、本校では例年、教育実習期間に合わせ、台湾にある国立台北教育大学(NTUE)から教員を志す大学生の教育実習を受け入れています。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大に伴い、実習の中止を余儀なくされておりました。
ですが、今年度は『オンライン教育実習』という形で実習を再開しています。
期間は9月20日(火)から30日(金)にかけての8日間で、対象は主に2,3年生です。
現在、一人一台端末を活用し、台湾の実習生が英語の授業に参加したり、実習生が授業者となり実際に授業を行ったりしています。
生徒たちは、オールイングリッシュかつオンラインという授業形態に戸惑いながらも、真剣な態度で臨んでいます。
実際のコミュニケーションを通して、言語や文化の共通点・相違点を学ぶとともに、コミュニケーションの楽しさや難しさ、有用性を実感する機会となることを期待します。
来年度は、台湾の実習生たちも対面での教育実習ができますように。
第72回運動会
台風11号の九州接近により、天候が心配される中、9月3日(土)に第72回運動会が行われました。
新型コロナウイルス感染症や熱中症への対応として、昨年度同様に半日開催となりました。
しかし、昨年度と異なる点として、一人の生徒につきお一人ではありましたが、全学年の保護者に来場・参観していただき、たくさんの応援や拍手の中で実施することができました。
今年度のスローガンは「燃えよ 五色の情熱 繋げ 真心のバトン」
青・赤・黄・緑・白の5つの団が、夏の暑さに負けないほどの情熱で真剣勝負に臨みました。
昨年度から登場した各団での太鼓や鳴り物を用いた応援。
例年以上に接戦となった1年生の学年種目「はつらつ旋風2022」。
学年主任お手製のカゴが大活躍した2年生の学年種目「抱っこして おんぶして RUN RUN RUN」。
大雨に見舞われた3年生の学級対抗全員リレー「繋げ!桜梅桃李陸上」や3年ぶりの復活となったフォークダンス。
そして、応援団による熱い演舞。
雨によるグラウンド状況の悪化のため、「若き夢(玉入れ)」と「色別対抗リレー」は中止となってしまいましたが、どの競技も生徒が真剣に取り組み、その姿に温かい拍手が送られました。
今年度の「競技の部 優勝」は赤組、「応援の部 優勝」は青組となりました。
勝ちを喜び、負けを悲しむのは当然のこと。
ですが、優勝を目指して共に汗を流した日々は、全員にとってかけがえのないもの。
努力の証、仲間との絆に、それぞれの真心を添えて、大切に繋げていきましょう。