学校の様子
卒業する3年生のために
1・2年生による「卒業生を囲む会」,附属中学校同窓会による「同窓会入会式」が開催されました。卒業生を囲む会では,生徒会による卒業生の3年間を振り返った劇や1・2年生が制作した壁画の発表がありました。同窓会入会式では,川崎同窓会会長から卒業生へ激励の言葉と生歌披露がありました。3年生にとっては,いよいよ卒業が近づいたことを実感するひとときとなったようです。
【卒業生を囲む会の様子】
【同窓会入会式の様子】
【卒業生を囲む会 副校長講話】
本日の「卒業生を囲む会」、3年生のみなさんいかがでしたか。
生徒会そして1,2年生の皆さん。短い準備時間の中、壁画やサプライズムービー、劇など、卒業する3年生へ心のこもったプレゼントができたと思います。ありがとうございました。
三年生の皆さんに話をするのはこれが最後となりました。私の副校長としての最大の願いは、君たちに、「いい人生を送ってもらいたい。幸せになってもらいたい。」ということです。
そこで、詩人である相田みつをさんの次の言葉を贈ります。
「道」という作品です。
「道」は自分でつくる
「道」は自分でひらく
人のつくったものは
自分の「道」にはならない。
中学校までは義務教育ですが、これからは、自分の人生は自分で切り開くことになります。卒業後の進路を考えるにあたり、皆さんは、自分の将来について考え、志望校を決めたことと思います。これからの人生は、その連続です。
自分の道をつくれるのは自分だけです。ぜひ、自分の進むべき道を、自分でしっかり考え、決断をし、切り開いていってほしいと思います。
奇跡のバックホーム(横田慎太郎さん講演会)
鹿児島県出身で元阪神タイガースの横田慎太郎さんが,講演に来てくださいました。公立入試を終えたばかりの3年生に対して,目標をもつこと,努力することの大切さを自身の経験をふまえて,熱く語ってくださいました。生徒達は,横田さんの言葉を全身で受け止めていたようです。生徒の感想をいくつか紹介します。
【生徒感想より】
今回は講演をしてくださり,ありがとうございました。私はまだ経験が少なく「生きること」「感謝すること」など,あまり深く考えたことがありませんでした。しかし,横田さんのお話しを聞き,今,日常生活を当たり前のように過ごせているのは,沢山の人のおかげなのだと知ることができました。これから成功するばかりではなく,むしろ失敗することの方が多いと思いますが,横田さんのように大きな目標に向かって1日1日,小さな目標を達成し,どんどん成長していけるように頑張ります。今回講話を聞かせていただいたことは私にとって貴重な経験になりました。(女子)
横田さんのエピソードを聞き,テレビでは「奇跡のバックホーム」とありましたが,奇跡ではなく,今まで闘病中や小さな頃から続けてきた努力があらわれた「必然」だったのではないかと思いました。また,全力でポジションにまで走る姿や,質疑応答のとき,一人一人「これで良かったですか?」と確認をとる謙虚な姿には,心を動かされました。野球を引退した今でもなお忘れない感謝の気持ちを待っている横田さんはとても強く,野球人として最高の姿だと思いました。(男子)
全校集会~3年生にむけた応援メッセージ~
【校長講話より】
3月に入りました。
令和3年度、最後の一か月を迎えました。
立ち止まって、この一年を振り返ったり、この先を見通したりする、そういう時期だと思います。
それは、今が進級や卒業の時期だからです。
3年生は公立高校の入試が控えていますね。
昨年の3年生に向けて、私は次の言葉を贈りました。
それは「未来の自分へのジャンプ」という言葉でした。
今日はこの「ジャンプ」という言葉をめぐって少し話をします。
皆さんは、「ホップ、ステップ、ジャンプ」という言葉を聞いたことがあるでしょう。
英語では、hop,step,and jump となりますが、これは陸上競技の「三段跳び」の訳語でもあります。
ホップ、ステップ、そしてジャンプ。
私だったら、左足、左足、そして右足で跳ぶと思います。
ホップは跳ぶこと、ステップは同じ足で跳躍すること、そしてジャンプは飛び越えること、となります。
附属中の1年生、2年生、3年生に、例えばこの三段跳びを当てはめてみると、
ホップは 1年生が2年生へ飛び跳ねること、
ステップは 2年生が3年生へ踏み出すこと、
ジャンプは 3年生が卒業して附属中の外へ飛び出すこと、
ということかと思います。
このホップ、ステップ、ジャンプは、どの一歩も、これまで皆さんがやってきたことが支えになります。
受験する3年生は今、緊張していることでしょう。周りの人の目や言葉も気になるでしょう。
それでも、受験の日はやってきます。
ですから、これからは自分の思い描く着地をしっかりイメージして、今できる一番のジャンプになることを私は祈っています。
1年生、2年生、今度受験しない3年生の皆さん、どうぞ静かに応援しましょう。
そして、一人ひとり、卒業式までの附属中でのすごし方を思い描きながら来週を迎えてほしいと思います。
以上です。
運動会・文化祭映像ディスクが完成!
今年度の運動会と文化祭は,新型コロナウイルス感染症対策のため,保護者の参観が制限されました。そこで,映像制作会社に撮影・編集を依頼し,運動会と文化祭の様子を,映像ディスク3枚にまとめてもらいました。たくさんのご注文をありがとうございました。納品は3月上旬の予定です。今しばらくお待ちください。
【内容】
① 運動会ダイジェスト 約1時間30分
② 文化祭全編 約3時間30分
令和3年度鹿児島市PTA広報紙コンクール「優秀賞」
令和4年1月に鹿児島市PTA連合会にて行われたPTA広報紙コンクールにおいて,本校のPTA新聞「雄峰」が優秀賞を受賞しました。PTA広報部の保護者の皆さんの御尽力のおかげです。「雄峰」は本ホームページで読むことができます。ぜひ御一読ください。
「雄峰」第161号
卒業生からの応援メッセージ
受験前の3年生に対して,昨年卒業した先輩達から黄色いチューリップとともに心温まる黒板メッセージが送られました。来週からいよいよ私立高校入試が本格的に始まります。先輩方の思いを胸に,頑張れ3年生!
ハンドボール部が九州大会出場権を獲得!
1月15~16日に行われた鹿児島県中学生新人ハンドボール大会において,本校のハンドボール部が第3位となり,3月に熊本で行われる九州大会に出場します。応援の程,よろしくお願いします。
道徳の授業(情報モラル)
鹿児島大学から髙瀬和也先生をお招きして,情報モラルに関する授業を実施しました。インターネットとの上手な付き合い方や適切なコミュニケーション方法を考えるよい機会となったようです。
【生徒の感想より】
今日は、一時間話を聞き続けるというよりも、班活動など自分たちで行動して気づくことが多かったので、とてもわかりやすくて実感を持って先生の伝えたいことを理解することができました。人はそれぞれ価値観が違います。SNSなどを連絡手段として常用する私たちは相手の顔が見えないからこそ普段よりも丁寧な言葉を使えるようになりたいと思いました。
新生徒会目標の発表
「真心を結集させ 自らを輝かせる生徒会」
【生徒会本部10人の思い】
令和3年度後期〜令和4年度前期の生徒会目標を制定するに当たり,全校生徒で大切にしていきたいと考えたことは,「活気」と「真心」です。現在の附属中には,一つの目的に向かってお互いに高め合える環境を作ろうとする姿があります。その一方で自主性や他者意識,一人一人の学びへの意識の低さなどの課題があります。例えば,挨拶やサイレントゾーン,ハートフルゾーンでの過ごし方などです。これらのことから,他者への気遣いが足りていないのではないかと感じました。また,授業の挙手率が低いことから,学びへの意識が低いということも感じます。そこで,これらの課題を解決するために私たちは,一人一人の「真心」に着目し,「自らを輝かせる」ことで附属中を「活気」あふれる学校にすることが大切であると考えました(生徒会目標資料より)。
来年度の研究公開にむけて
各教科で来年度の研究公開にむけた授業実践が各教科で始まりました。
教師と生徒が共に授業作りに励んでいます。