奄美大島で小中学生と生物観察
JST次世代人材育成事業「かごしま未来創造ラボ」のプログラムの一環として,10月26日(土)〜27日(日)に,鹿児島本土の小学校5・6年生7名,中学校1〜3年生6名,奄美大島の小学校5年生1名,中学校1年生1名が参加して奄美大島での生物観察を実施しました。1日目は,鹿児島からの参加者は,奄美大島に向かう航空便が変更となったために,十分な活動が実施できませんでしたが,鹿児島県立奄美少年自然の家に宿泊して,異年齢・異校種での集団宿泊を体験しました。
2日目は,小中学生15名とその保護者等が参加して,奄美自然観察の森(龍郷町)で生物観察会を実施しました。この生物観察会では,川西基博准教授(教育学部)が植物分野の観察を,鮫島正道博士(元農学部客員教授),宮本篤特任教授(共同獣医学部)が動物分野の観察をそれぞれ担当し,教育学部・教育学研究科の大学生・大学院生8名が,指導補助として参加しました。自然観察の森では,キツツキやアカヒゲなどの野鳥などが観察でき,鹿児島本土から参加した小中学生は興味深そうに観察していました。また,奄美から参加した小中学生は,日頃目にする動植物を鹿児島から来た友人に嬉しそうに説明していました。
次回は,11月中旬に,南九州畜産獣医学拠点(SKLV)を訪問するプログラムを実施予定です。
かごしま未来創造LabのHP かごしま未来創造ラボ
鹿児島大学HP 【教育】奄美大島で小中学生と生物観察
[参考]
日本科学技術振興機構 次世代人材育成事業 次世代科学技術チャレンジプログラム|JST