国立大学法人 鹿児島大学教育学部附属特別支援学校

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高等部 実習壮行会,後期産業現場等における実習,実習報告会

10月17日(月)~10月28日(金)の2週間にわたって,高等部の全ての生徒が後期産業現場等における実習(以下,後期現場実習)に取り組みました。産業現場等における実習とは,働く習慣や態度,技能をより確実なものにし,卒業後の職業生活への心構えや働くことの意義を理解することを目的とした実習です。実習開始直前の10月14日(金)には,実習壮行会を実施し,実習先の活動や作業,仕事内容とそれぞれが設定した個人目標を発表し,実習への意欲を高めることができました。

後期現場実習では24人が24か所の企業や福祉事業所などで実習を行いました。1年生は校外における初めての実習でしたが,前期校内実習の経験を生かし,「慣れる」をキーワードに取り組みました。2年生は,「チャレンジ」をキーワードにこれまでの現場実習の経験を生かし,これまでより多くの作業内容や新しい職種,活動などに挑戦したり,今までにできるようになったことを実習先でも発揮することを目指したりしました。3年生は,学校生活最後の現場実習でした。「見極め」をキーワードに,卒業後の生活を見据えて実習先を選び,実習に臨みました。生徒たちは,作業スキルに関することやコミュニケーション,生活習慣に関することなどの目標を立て,それぞれが立てた目標を意識して,一生懸命取り組む姿をたくさん見ることができました。

2週間の実習を終え帰ってきた生徒たちは,11月4日(金)の実習報告会の中でそれぞれの成果やこれから頑張ることなどを発表しました。2週間の実習を経て,大きく成長した姿を見せた生徒たち,この経験をこれからの生活に生かして進路選択の幅を広げたり,それぞれの将来の夢や目標に向かって頑張ったりしていくことを期待したいです。

 

 

 

 

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