教育の目的・養成する人材像

設置理念

①教科や教職についての基礎・基本を踏まえた理論と実践の往還による教員養成の高度化

②教科指導、生徒指導、学級経営等の職務を的確に実践できる力を育成するための対応

③「学び続ける教員像」の確立

④大学での「養成」と教育委員会での「研修」といった「分断」ではない新たな体制づくり

⑤自らの実践を理論に基づき省察するための現職研修の新たな取組

⑥学校支援に関わる関係者をはじめとする広く社会全体の力を結集した取組

⑦「アクティブ・ラーニング」への転換を踏まえて、教員の資質向上を図り、また他の教員と効果的に協働したり、学校管理職として、教育行政職として、先輩教師として、あるいは同僚教師として、「チーム学校」を協働的かつ効果的に組織・運営することのできる教員の養成

学校教育の現状や課題を俯瞰・分析できる資質及び地域の特性を活かしてそれらの課題を具体的に解決するための実践力を養成し、省察を繰り返しながら、他者と共同して活躍できる高度な教育専門職としての初等中等教育教員を養成する

上記の目的のもとで、鹿児島大学教職大学院では、次のような人材を養成する。

<学部新卒学生>

　初任期に求められる基礎的な実践力に加え、実践の省察を通して学校という組織の構成員として協働力や発信力、俯瞰力を発揮し、将来の学校改革や授業改善を牽引できる教員

<現職教員学生>

　ミドルリーダーとして、支援力を含む協働力、他に効果的に影響を与え得る発信力を発揮するだけでなく、状況や事態をメタ認知的に把握する俯瞰力、児童・生徒に対してだけでなく同僚教員に対する効果的な指導力をもって、学校改革や授業改善を牽引できる教員