修了生・在学生からのメッセージ
(修了生からのメッセージ) 高校教員 男性
2年間の学びは、語りつくせないほど多くありました。私たち4期生のスタートは、コロナ禍でオンラインが中心でした。その状況下で「自分たちの学びは自分たちで作る」と教授陣からいただいた言葉の元、お互いの経験や知識、気付きや考えを出し合い、ぶつけ合いながらそれぞれの学びを深めることができました。それは、学校で児童生徒が学びを深めていく過程や同僚と校務を進める過程を体感していたのかもしれません。
同じ環境や教材でも誰と学ぶかで、一人ひとりの学びは違います。だからこそ、教職大学院という異年齢、異校種の仲間との学びは貴重なものと言えるでしょう。教職大学院にしかない、「あなたにしかできない学び」を手にしてみたいと思いませんか?
(修了生からのメッセージ)元学卒院生 女性
「子どもたちにとって、本当に意味のある授業って何だろう」という漠然とした問いを抱え、このまま現場に出ては絶対に後悔する、と教職大学院への進学を決めました。教職大学院最大の魅力は、自分らしい教育の在り方について納得いくまで考えることができる点だと思います。理論と実践の往還の中で、子どもとの関わりの根底にある考え方と向き合い、自身の「観」を見つめ直すことができました。さらにそれは、多様な経験や教育観を持つ他者との対話を通して、より価値あるものとなっていきます。自分自身と向き合う「省察」を通して、これまで見えなかったものが見えるようになる。教育や学びの本質を捉えることができる素敵な場所で、共に学んでみませんか?
(在学生からのメッセージ)中学校教員院生 女性
教員としての経験を重ねるだけではなく,確かな教育理論をもとに専門性を高め,さらなる実践力を備えたいと思い,教職大学院への進学を決めました。教職大学院の講義は,校種や経験の異なる院生同士による「語り」が中心にあります。「語り」から新たな「気づき」がうまれ,教師の経験を通して得た知識や価値観を再構築する「学びほぐし」を行っています。特に,新卒院生とのペア実習では,協働してじっくりと授業を作り上げていく過程を通して,互いの年齢や経験に関らずに信頼関係を築いていくことの喜びを知りました。さらに,新卒院生との「語り」は,これまでの経験やこだわり等を内省する機会となります。本音で語り合える仲間との出会いが,私の学びを支えてくれています。
(在学生からのメッセージ)学部卒院生 男性
「このまま教師になっていいのだろうか?」このような漠然とした不安を大学4年生になった途端に感じ始めました。そんな私にとって、教職大学院は、常に教師としての資質・能力を見直す機会を与えてくれる優れた学びの場となりました。教職大学院では講義だけでなく多くの実習を行います。 これらの機会に加えて同じ教職大学院の仲間との関わりが多くの気付きを与えてくれます。現職教員の大学院生からは現場のより具体を聞くことができ、学部新卒の大学院生からはそれぞれの専門性に基づいた新たな視点を得ることができます。また、新たに特別支援教育プログラムが設置され、特別支援教育ついてのより専門的な学びが可能となりました。私は実際にこのプログラムの中で理想の教師に近づいていく実感を得ています。教職大学院で次のステップへ一緒に進んでみませんか?