学科紹介
技術科は、「ものづくり教育は人づくり」を理念として、幼・小・中・高校といった各段階での教育現場や、ものづくり教室など社会教育の場での技術教育を追求しています。
技術科の4年間では、実習と理論とをつなぎあわせ、技術とその教育について学びます。
4年間の学び
下の表は技術科での4年間における教育課程スケジュールです。
1,2年次では主に、技術や教育に関わる基礎的な内容について学び、3,4年次に行われる教育実習や卒業論文においてさらに学びを深めていきます。
表.4年間のスケジュール
講義・実習について
技術科は他学科と比べて実習形式での授業が多いのが特徴です。技術やその労働に関わる学習では、頭で「わかる」ようになるだけではなく、実際に道具や機械および材料を適切に扱うことが「できる」ようになることが大切です。
また、個人だけでなくグループで協力することによって学びを深め、広げていきます。
講義題目の例
分野 | 講義題目 |
木材加工技術学 | 木材工学 |
木材加工実習Ⅰ | |
金属加工技術学 | 金属材料学 |
金属加工実習Ⅰ | |
機械技術学 | 機械理論Ⅰ |
機械工学実験実習 | |
電気技術学 | 入門電気学 |
電気電子基礎実験 | |
生物技術学 | 栽培学 |
栽培学実験実習 | |
情報・制御技術学 | 情報処理実習 |
情報工学 | |
技術教育学 | 技術科教育 |
総合技術演習 |
授業外でも・・・
鴨池実習地での自主栽培や、学校の先生たちと一緒に活動する「かごしま技術教育サークル」など、授業外でも楽しく活動しています。
また、春には新入生を歓迎するために寺山自然教育研究施設でバーベキューを行ったり、秋には大学祭に出店するなど、イベントも充実しています。
教育現場で活躍する卒業生
技術科を卒業した学生・院生は中学校の技術科教員だけでなく、他教科や特別支援、小学校、高校、大学、日本人学校など、さまざまな教育現場で活躍しています。
また、地元九州はもちろん、関東、関西で教員になった卒業生も大勢います。
卒業生の大学生活の思い出や教育現場での様子については「卒業生の声」のページをご覧ください。