第62回文化祭
10月7日(金)川商ホールにて、本校の第62回文化祭が行われました。
文化祭スローガンを「『縁』 紡ごう それぞれの想い 織りなそう 新たな舞台を」と題し、コロナ禍以前の「歌に始まり歌に終わる附属中」を象徴するこれまでの文化祭と、令和の時代に創り上げる新しい文化祭とのつながりを意識したものとなりました。
現在の3年生にとっては、初めての1日開催。
学年合唱や文化部の発表を観覧することも初めてでした。
発表団体が多いということは、それだけ準備、練習、打合せに費やす時間も必要ということ。
文化祭実行委員会の生徒たちは、過去の資料を確認したり、本校での勤務が長い職員にアドバイスをもらったりしながら、準備を進めてきました。
また、各学年の劇や合唱をつくるにあたり、さまざまな生徒がリーダーとなって各団体をまとめ、練習や準備を行いました。
それぞれが自分の役割に責任をもち、自分にできることを精一杯積み重ねてきて迎えた本番当日。
1年生の劇は70分におよぶ大作となり、世界の諸問題を解決するために私たちに何ができるのかを問いかけ、そして発信してくれました。
2年生の学年合唱では、「赤とんぼ」と「越えてゆけ」の2曲を178人全員で歌い上げ、学年としてのまとまりをきれいなハーモニーで示してくれました。
3年生は各学級の合唱1曲と、学年合唱「ふるさと」「星影のエール」の計3曲を見事につくり上げ、心に響く歌声でホール全体を包み込んでくれました。
吹奏楽部、合唱部、演劇部、美術部は、日頃の活動や練習の成果を、それぞれの形で表現し、私たちを魅了しました。
生徒の頑張りは大きな感動を生み、涙を流される来賓、保護者の方もいらっしゃいました。
スローガンにあるように、「それぞれの想い」という糸が、大きな美しい布を織りなし、附属中学校を温かく包み込んでくれたように感じられた1日でした。
今週末で令和4年度の前期終了となります。
文化祭で絆を強めた生徒たちの「後期」の活躍も楽しみです。