1年生集団宿泊学習
「輝け、笑顔と個性 彩れ、虹色の未来」のスローガンを掲げ、本校1年生は10月25日(水)~27日(金)の3日間、国立大隅青少年自然の家で集団宿泊学習を行いました。
1日目、生徒たちは保護者や三年部の先生方に見送られながら鴨池港を出発し、大隈青少年自然の家に向かいました。
昼食後のグリーンアドベンチャーでは、仲間を意識した行動の大切さを学んだようです。
そして、キャンプ場へ移動した後はテントを設置しました。事前に学校でテントを設置する練習をしていたので、予定より早く立てることができ、職員の方が驚いていました。
その後の野外炊飯では、グループによって差はありましたが、生徒たちは予想以上に手際よく、声を掛け合って協力しながら行い、どの班も美味しそうなカレーを作っていました。
カレーを食べた後に、キャンプファイヤーを行いました。
火を囲みながら、マイムマイムを踊ったり、今回の宿泊学習のテーマソングである『君に捧げる応援歌』を歌ったりしました。綺麗な星空のもと、みんなで肩を組みながら歌ったことは、大切な思い出となりました。
2日目は少し肌寒い朝となりました。
生徒たちは、6時前に起き、朝食を食べたり、テント撤収を行ったりました。登山前には目の前のとんがり山に向かって景気づけの掛け声をかけて、出発しました。
10時に出発した万滝コース登山。
きれいな滝に癒やされながら昼食をとったり、錦江湾の絶景を眺めたりと、生徒たちは往復5時間あまりの登山を満喫して、全員無事に宿舎に戻ってきました。
登山に参加出来なかった生徒は、その間に自然の植物等を使って横断幕を作成し、それを掲げて山道から草原に下りてくる生徒を迎えてくれました。
宿舎に戻り、疲れがあるかなと思っていましたが、部屋でもまだまだ元気な1年生。
食事の後の学年親睦会は、劇やダンスなど、それぞれの学級カラーが出ており、とても楽しい時間を過ごしました。
登山後とは思えない熱量に、改めて学年のパワーを感じることができました。
最終日となる3日目。
清々しい空気の中で朝の集いを行いました。
布団の片付け、部屋の片付けがうまく出来ない班がありましたが、学習するよい機会となったのではないでしょうか。
各コースの体験学習では、総合的な学習の時間での学びを更に深める機会となりました。
予定通り鴨池港に到着し、15:00には解散式を終え、無事に帰路につきました。
今回の宿泊学習は、天気にも恵まれ、計画した全ての活動を実施することができました。不足・不便・不自由な生活を通して、最高の仲間になることができました。上手くいかないこともありましたが、『失敗と書いて成長と読む』という言葉があるように、少しずつ成長している姿が見られました。宿泊学習における様々な経験が、きっとこれからの普段の生活に生きると信じています。