学校の様子
卒業生からの応援メッセージ
受験前の3年生に対して,昨年卒業した先輩達から黄色いチューリップとともに心温まる黒板メッセージが送られました。来週からいよいよ私立高校入試が本格的に始まります。先輩方の思いを胸に,頑張れ3年生!
ハンドボール部が九州大会出場権を獲得!
1月15~16日に行われた鹿児島県中学生新人ハンドボール大会において,本校のハンドボール部が第3位となり,3月に熊本で行われる九州大会に出場します。応援の程,よろしくお願いします。
道徳の授業(情報モラル)
鹿児島大学から髙瀬和也先生をお招きして,情報モラルに関する授業を実施しました。インターネットとの上手な付き合い方や適切なコミュニケーション方法を考えるよい機会となったようです。
【生徒の感想より】
今日は、一時間話を聞き続けるというよりも、班活動など自分たちで行動して気づくことが多かったので、とてもわかりやすくて実感を持って先生の伝えたいことを理解することができました。人はそれぞれ価値観が違います。SNSなどを連絡手段として常用する私たちは相手の顔が見えないからこそ普段よりも丁寧な言葉を使えるようになりたいと思いました。
新生徒会目標の発表
「真心を結集させ 自らを輝かせる生徒会」
【生徒会本部10人の思い】
令和3年度後期〜令和4年度前期の生徒会目標を制定するに当たり,全校生徒で大切にしていきたいと考えたことは,「活気」と「真心」です。現在の附属中には,一つの目的に向かってお互いに高め合える環境を作ろうとする姿があります。その一方で自主性や他者意識,一人一人の学びへの意識の低さなどの課題があります。例えば,挨拶やサイレントゾーン,ハートフルゾーンでの過ごし方などです。これらのことから,他者への気遣いが足りていないのではないかと感じました。また,授業の挙手率が低いことから,学びへの意識が低いということも感じます。そこで,これらの課題を解決するために私たちは,一人一人の「真心」に着目し,「自らを輝かせる」ことで附属中を「活気」あふれる学校にすることが大切であると考えました(生徒会目標資料より)。
来年度の研究公開にむけて
各教科で来年度の研究公開にむけた授業実践が各教科で始まりました。
教師と生徒が共に授業作りに励んでいます。
マナー講座
3年生を対象に,キャリア教育の一貫としてマナー講座を開催しました。鹿児島城西高校ホテル観光科から講師をお招きし,マナーに関する基礎知識だけでなく,実際に演習を行い,学びを深めることができました。
第61回文化祭
今年も川商ホール(市民文化ホール)で,文化祭が開催されました。「繋げよう我らの伝統 感動で創る瑠璃色の未来」の文化祭スローガンの通り,次のステージにつながる,実り多き文化祭となりました。
【校長あいさつより】
「さて,今日は生徒の皆さんの演劇と合唱が披露されます。どちらも皆さんが一緒になって力を合わせて作り上げてきたものです。コロナの下,こういった,一緒に行うイベントがずっと制限されてきました。このことは大変つらいことですが,実は,演劇も合唱も,本番だけが全てではありません。
昨年出された本で,岡田暁生さんという音楽学者が書いた『音楽の危機 第九が歌えなくなった日』という本があります。第20回小林秀雄賞を受賞した本です。小林秀雄というのは20世紀を代表する批評家です。その人の名を冠にした賞です。また副題にある,第九というのはベートーヴェンの合唱付きの交響曲第9番です。年末には全国各地で演奏されるものでしたが,昨年はそれがかないませんでした。こういう状況にあって,岡田さんは次のように書いています。
「できあがった作品=ステージよりもはるかに面白いのは,実はステージを作り上げていくプロセス(つまり練習)なのではないか」
まだコロナ下にある今,この言葉はとても私たちを励ましてくれる力強い言葉だと思います。なぜなら,マスクをしながらの練習だったり,お互い距離をとって歌ったり,大声が出せなかったり,納得のいくまで時間をかけて練習をすることもできなかったりして,思うようにやれなかったことも多かったでしょう。でも,間違っても楽しかったり,次の練習が楽しみだったり,そして本番がくると終わるんだとさびしく思ったこともあったのではないでしょうか。岡田さんは,そいういった練習のプロセスが本当は本番よりもずっと面白いんだと言っているのです。
ということで,今日は,皆さんの,これまでの練習から本番までのプロセスをみんなで共有する日なのです。では,第61回文化祭を,今日までの練習を思い出しながら,じっくり味わってすごしましょう。」
3年キャリア・トークセッション
職場体験学習の代替案として,様々な職種から講師をお招きし,働くことにについてたくさん話をしていただきました。
【生徒のお礼状より】
今日の講話をお聞きして,各専門分野のスタッフがチーム医療としてまとまり,一人一人の患者に寄り添って,患者の病気だけでなく,心までケアをしているということを学びました。私は,まだ夢がはっきり決まっていませんが,父と同じの医療関係の仕事に興味をもっています。どの仕事にも共通する「相手に信頼してもらい,楽しく相手に寄り添える人」になりたいです。そのために,日々の勉強だけでなく,言葉遣いや友達との接し方も努力したいです。今日はありがとうございました。
本日はお忙しい中,講話をしてくださりありがとうございました。今まで私は,弁護士はどんな人でも守っているというイメージでした。しかし,先生の「裁判官や検察官と協力して真実を突き止めている」という言葉を聞いて,守ることだけが仕事ではなく,真実を突き止めることで,被害者のためにもなることが分りました。今回のお話のおかげで自分の夢が決まったような気がします。先生に教えていただいた様々なことに疑問をもつということをこれからの自分のモットーとして弁護士になりたいです。本当にありがとうございました。
後期始業式・表彰式
短い秋休みを挟んで,後期がスタートしました。新型コロナウイルス対策として,体育館には1年生だけが入り,2・3年生は教室から式に参加しました。
【3年生徒代表あいさつより】
学校の中心となって学校行事などを運営する学年が,3年生から2年生へとバトンタッチされます。1・2年生の皆さんはこれまでの伝統を引き継ぐとともに,これからの附属中を創るべく,附中生らしく自他のために頑張ってください。では,私たち3年生はこれから附属中のために何をすべきなのでしょうか。私は「支える」ことだと思います。私たち3年生は,先頭に立って活動をリードする機会が減っていきます。自分たちが行ってきた活動を後輩に任せるということは,初めは慣れないかもしれませんが,それを先輩として支えていくべきだと思います。この「支える」にもさまざまな形があります。困ったらすぐに助ける「支え」,多くを語らず背中だけで教える「支え」など,支え方はひとつではありません。僕が思う理想的な支え方は「導く支え」です。つまり大切な部分は共有しながら,後輩にリードしてもらうということです。私たち3年生は,これから進路実現という大きな壁に挑みます。しかし,附中生であることに変わりはありません。後輩への「支え方」を試行錯誤しながら,この附属中と共に成長し,残りの5か月を有意義に過ごしていきたいです。自分の力や経験を最大限に生かして,自他の伸長のために行動することができる附中生を目指しましょう。
前期終業式
10/15に前期終業式が行われ,1・2年生の代表が前期を振り返ってあいさつをしました。
【1年生 生徒代表あいさつより】
「今日で前期が終わります。この半年は僕にとってとても濃く,たくさんの挑戦をさせてもらいました。コロナ禍での入学,初めての部活動,きょうだい学級の絆を深めた運動会。どれも新鮮で,附属中に圧倒されました。その中で特に印象に残ったのはリモート授業です。クラスメイトに会えない辛さ,意思疎通ができない悔しさ,いかにこれまでの日常が貴重だったかということを感じました。しかし,先生方が試行錯誤してくださったお陰でリモートだからできること,という楽しみを見つけることができました。「出口のないトンネルはない」と言いますが,そのトンネルに先生方が彩りをつけてくださったので,もう少し頑張ってみようと思うことができました。」
【2年生 生徒代表あいさつより】
「常に前向きに,チャレンジ精神で臨んだ私でしたが,正直うまくいったことなんて数えられるくらいでほとんどは悩んでばかりでした。はじめにくじけないと決めていたのに,くじけそうになったことが何度もありました。それでも,投げやりにすることは絶対にしませんでした。自分がやると決めた以上は,やり通したかったからです。今こうして前期終業式で発表している自分がとても不思議です。やっぱりここにいるみんなが,先生方が,本当にいろんな人がいつも励ましてくれていたからだとつくづく感じています。」
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