学校の様子
学級設営と環境美化
先日(5月19日)に行われた研究公開。
来校される皆様は毎年,授業だけでなく,学級設営や教科設営なども参観されます。
先日,本校にお越しいただいた皆様には,「生徒たちが真剣に,そして協力して取り組めば,ここまでできる。」ということを感じていただけたのではないでしょうか。
下の写真は,緑化委員会の生徒たちが日々管理している学級園と,各学級がつくり上げた学級設営の一部です。
整理整頓された落ち着きのある環境は,学習にも生活にもよい影響をもたらします。
何より,自分たちでつくり上げた設営や学級園に愛着をもたないはずはないと思います。
保護者,地域の皆様も,本校にお越しの際は,ぜひ各学級や各教科の設営を御覧ください。
研究公開前日
本校には三つの使命があります。
「学部と一体となって,中学校教育に関する理論的・実践的教育を行う。」
「学部の計画に従い,学生の教育実習の場として,その指導に当たる。」
「研究会並びに共同研究,教育交流等を行い,現職教育の振興に寄与する。」
年に一度行われる本校の研究公開は,この三つの使命を達成する上で,最も大切な機会であると考えます。
しかし,それ以上に,私たちは教職員であり,生徒がいるからこそ,教育に携わることができるということを忘れてはいけません。生徒がいるからこそ,私たちは三つの使命にも果敢に挑戦し続けることができます。
明日は県内から多くの先生方や学生の皆様が来校されます。来校される方々には,本校の「生徒の姿」を見ていただきたいです。勉強はもちろん,運動も一人一役活動も部活動も学校行事も一生懸命に頑張る生徒たちです。
今月は放課後の時間も使って,仲間と協力し合いながらすてきな学級設営を完成させました。
本日の研究公開準備では,床に膝をつけて床を磨いたり,窓を拭いたりしてすばらしい学習環境を整えました。
明日お越しになる皆様には,日々の生活の中にこのような生徒たちの頑張りがあることを感じつつ,公開授業では生徒一人一人が真剣に,そして主体的に学習に取り組む姿を見ていただければ幸いです。
全校集会(研究委員長講話)
本日のRT(Ruriiro Time)では全校集会が行われ,本校の研究委員長が全校生徒に向けて「学びとは」というテーマで話をしました。
本校では,現在「新たな時代を豊かに生きる生徒の育成」を研究主題に掲げ,主体的に学習に取り組む態度の育成や評価の在り方についての研究を行っています。「これからの時代に求められる資質・能力とは何か。」「『主体的に学習に取り組む』とはどういうことか。」を各教科等でしっかりと考え,生徒とともに日々の授業をつくっています。
5月19日(木)は本校の研究公開です。
お越しになる県内の教職員や学生の皆様が,「附属中の研究公開に来てよかった。」と思っていただけるように,現在,準備を進めています。本日の全校集会は,一緒に授業をつくる生徒と教師が,今一度「学び」に対する気持ちを高める大切な時間になりました。
令和4年度開校記念一日遠足
5月2日(月)爽やかな五月晴れの下で,今年度も開校記念一日遠足を実施することができました。
みなと大通り公園から吉野公園までの片道約8km,新型コロナウイルス感染症と熱中症に気を付けながら笑顔で元気よく歩きました。
公園では,学年ごとに集会やレクリエーション,写真撮影を行い,昼食後には毎年恒例の『新入生を囲む会』も行われました。
入学・進級して1ヶ月,まだまだ新しい環境に不安や緊張を抱えている人もいることでしょう。
一緒に楽しむ時間,一緒に頑張る時間を増やしながら,学級・学年の絆をさらに強くしていってほしいです。
今回の開校記念一日遠足もまた一つのきっかけとなったのではないでしょうか。
第71回卒業式
新型コロナウイルス感染症対策を徹底した上で,第71回卒業式が開催されました。教室からリモートで参加した在校生と体育館に参列した保護者に見守られながら,178人が学び舎を巣立ちました。
【卒業生代表の答辞より】
お父さん,お母さん。この附属中学校に通わせてくれてありがとう。お陰で私たちはこんなに立派に成長することが出来ました。時にはあなた達に,素直になれなくて,きつい言葉をぶつけてしまったかもしれません。それでも,広くて,温かい心で包み込み,私たちを見守ってくれました。これから私たちは自分で決めた道に再び進んでいきます。その道の途中でも自分の未来に向かって一生懸命頑張ります。これからも私たちの事を一番近くで温かく見守っていてください。
最後に,ここにいる178人の仲間たち。今まで色々なことがあって沢山言い合いも喧嘩もしてきたけれど,私はあなたたちに出逢い三年間をともに楽しく過ごせたことが,何よりも本当に嬉しかったです。これからはそれぞれ違う道に進んでいくことになるけれど,私たちには178人の個性あふれる味方がいます。だから,これから訪れる困難や大きな壁にも恐れず,立ち向かっていきましょう。物理的な距離を取らないといけなくても,心は繋がっていることを,私たちは何度も証明してきたはずだから。あなたたちに出逢えて本当に幸せでした。ありがとう。
附属中学校での学びが,私たちの世界を広げてくれました。出会った仲間たちが,新しい一歩を踏み出す勇気をくれました。Will――check&achieveの表紙に書かれていたひとつの英単語が,最後に背中を押してくれています。どんなことにも恐れず立ち向かう意志の強さが,明るい未来をもたらしてくれると信じて,私たちは旅立ちます。これからの鹿児島大学教育学部附属中学校のますますの御発展をお祈り申し上げ,答辞といたします。
卒業する3年生のために
1・2年生による「卒業生を囲む会」,附属中学校同窓会による「同窓会入会式」が開催されました。卒業生を囲む会では,生徒会による卒業生の3年間を振り返った劇や1・2年生が制作した壁画の発表がありました。同窓会入会式では,川崎同窓会会長から卒業生へ激励の言葉と生歌披露がありました。3年生にとっては,いよいよ卒業が近づいたことを実感するひとときとなったようです。
【卒業生を囲む会の様子】
【同窓会入会式の様子】
【卒業生を囲む会 副校長講話】
本日の「卒業生を囲む会」、3年生のみなさんいかがでしたか。
生徒会そして1,2年生の皆さん。短い準備時間の中、壁画やサプライズムービー、劇など、卒業する3年生へ心のこもったプレゼントができたと思います。ありがとうございました。
三年生の皆さんに話をするのはこれが最後となりました。私の副校長としての最大の願いは、君たちに、「いい人生を送ってもらいたい。幸せになってもらいたい。」ということです。
そこで、詩人である相田みつをさんの次の言葉を贈ります。
「道」という作品です。
「道」は自分でつくる
「道」は自分でひらく
人のつくったものは
自分の「道」にはならない。
中学校までは義務教育ですが、これからは、自分の人生は自分で切り開くことになります。卒業後の進路を考えるにあたり、皆さんは、自分の将来について考え、志望校を決めたことと思います。これからの人生は、その連続です。
自分の道をつくれるのは自分だけです。ぜひ、自分の進むべき道を、自分でしっかり考え、決断をし、切り開いていってほしいと思います。
奇跡のバックホーム(横田慎太郎さん講演会)
鹿児島県出身で元阪神タイガースの横田慎太郎さんが,講演に来てくださいました。公立入試を終えたばかりの3年生に対して,目標をもつこと,努力することの大切さを自身の経験をふまえて,熱く語ってくださいました。生徒達は,横田さんの言葉を全身で受け止めていたようです。生徒の感想をいくつか紹介します。
【生徒感想より】
今回は講演をしてくださり,ありがとうございました。私はまだ経験が少なく「生きること」「感謝すること」など,あまり深く考えたことがありませんでした。しかし,横田さんのお話しを聞き,今,日常生活を当たり前のように過ごせているのは,沢山の人のおかげなのだと知ることができました。これから成功するばかりではなく,むしろ失敗することの方が多いと思いますが,横田さんのように大きな目標に向かって1日1日,小さな目標を達成し,どんどん成長していけるように頑張ります。今回講話を聞かせていただいたことは私にとって貴重な経験になりました。(女子)
横田さんのエピソードを聞き,テレビでは「奇跡のバックホーム」とありましたが,奇跡ではなく,今まで闘病中や小さな頃から続けてきた努力があらわれた「必然」だったのではないかと思いました。また,全力でポジションにまで走る姿や,質疑応答のとき,一人一人「これで良かったですか?」と確認をとる謙虚な姿には,心を動かされました。野球を引退した今でもなお忘れない感謝の気持ちを待っている横田さんはとても強く,野球人として最高の姿だと思いました。(男子)
全校集会~3年生にむけた応援メッセージ~
【校長講話より】
3月に入りました。
令和3年度、最後の一か月を迎えました。
立ち止まって、この一年を振り返ったり、この先を見通したりする、そういう時期だと思います。
それは、今が進級や卒業の時期だからです。
3年生は公立高校の入試が控えていますね。
昨年の3年生に向けて、私は次の言葉を贈りました。
それは「未来の自分へのジャンプ」という言葉でした。
今日はこの「ジャンプ」という言葉をめぐって少し話をします。
皆さんは、「ホップ、ステップ、ジャンプ」という言葉を聞いたことがあるでしょう。
英語では、hop,step,and jump となりますが、これは陸上競技の「三段跳び」の訳語でもあります。
ホップ、ステップ、そしてジャンプ。
私だったら、左足、左足、そして右足で跳ぶと思います。
ホップは跳ぶこと、ステップは同じ足で跳躍すること、そしてジャンプは飛び越えること、となります。
附属中の1年生、2年生、3年生に、例えばこの三段跳びを当てはめてみると、
ホップは 1年生が2年生へ飛び跳ねること、
ステップは 2年生が3年生へ踏み出すこと、
ジャンプは 3年生が卒業して附属中の外へ飛び出すこと、
ということかと思います。
このホップ、ステップ、ジャンプは、どの一歩も、これまで皆さんがやってきたことが支えになります。
受験する3年生は今、緊張していることでしょう。周りの人の目や言葉も気になるでしょう。
それでも、受験の日はやってきます。
ですから、これからは自分の思い描く着地をしっかりイメージして、今できる一番のジャンプになることを私は祈っています。
1年生、2年生、今度受験しない3年生の皆さん、どうぞ静かに応援しましょう。
そして、一人ひとり、卒業式までの附属中でのすごし方を思い描きながら来週を迎えてほしいと思います。
以上です。
運動会・文化祭映像ディスクが完成!
今年度の運動会と文化祭は,新型コロナウイルス感染症対策のため,保護者の参観が制限されました。そこで,映像制作会社に撮影・編集を依頼し,運動会と文化祭の様子を,映像ディスク3枚にまとめてもらいました。たくさんのご注文をありがとうございました。納品は3月上旬の予定です。今しばらくお待ちください。
【内容】
① 運動会ダイジェスト 約1時間30分
② 文化祭全編 約3時間30分
令和3年度鹿児島市PTA広報紙コンクール「優秀賞」
令和4年1月に鹿児島市PTA連合会にて行われたPTA広報紙コンクールにおいて,本校のPTA新聞「雄峰」が優秀賞を受賞しました。PTA広報部の保護者の皆さんの御尽力のおかげです。「雄峰」は本ホームページで読むことができます。ぜひ御一読ください。
「雄峰」第161号
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