学校の様子
後期のはじまり
本校は2期制をとっています。
10月14日(金)に前期を終え、2日間の短い秋休みをはさみ、10月19日(水)から後期が始まっています。
来週は、各学年の体験学習が行われます。
1年生は大隅半島に渡り、2泊3日の集団宿泊学習。
2年生は関西に飛び、3泊4日の修学旅行。
3年生は鹿児島市内に散らばり、2日間の職場体験学習と上級学校説明会。
前期の学校生活で培ってきたさまざまな資質・能力を、社会と関連付けたり実際に発揮したりする機会となるはずです。
自分に与えられた役割や責任を果たす中で、日々の学びやコミュニケーション、主体性の重要さを実感してくれることでしょう。
生徒たちが体験学習を通して何を得てくるのか、彼らの感想やその後の成長も楽しみです。
健康面、安全面に各学習が行われるよう、私たち教職員も十分に配慮して臨みたいと思います。
保護者の皆様は、お子様からの土産話をどうぞお楽しみに。
こちらの写真は、後期始業式後の表彰伝達式の様子です。
理科の研究記録展や昆虫・貝・植物・岩石展、国語の硬筆展や席書会、県作文コンクール、美術の県図画作品展、英語の弁論大会などの表彰があり、およそ100名が呼名されました。
また、こちらの写真は、後期代議員任命式の様子です。
各学級のリーダーを務める代議員に向けて、校長先生から任命状が送られました。
新型コロナウイルス感染症対策として、生徒たちは各学級のテレビモニターで式の様子を参観しました。
第62回文化祭
10月7日(金)川商ホールにて、本校の第62回文化祭が行われました。
文化祭スローガンを「『縁』 紡ごう それぞれの想い 織りなそう 新たな舞台を」と題し、コロナ禍以前の「歌に始まり歌に終わる附属中」を象徴するこれまでの文化祭と、令和の時代に創り上げる新しい文化祭とのつながりを意識したものとなりました。
現在の3年生にとっては、初めての1日開催。
学年合唱や文化部の発表を観覧することも初めてでした。
発表団体が多いということは、それだけ準備、練習、打合せに費やす時間も必要ということ。
文化祭実行委員会の生徒たちは、過去の資料を確認したり、本校での勤務が長い職員にアドバイスをもらったりしながら、準備を進めてきました。
また、各学年の劇や合唱をつくるにあたり、さまざまな生徒がリーダーとなって各団体をまとめ、練習や準備を行いました。
それぞれが自分の役割に責任をもち、自分にできることを精一杯積み重ねてきて迎えた本番当日。
1年生の劇は70分におよぶ大作となり、世界の諸問題を解決するために私たちに何ができるのかを問いかけ、そして発信してくれました。
2年生の学年合唱では、「赤とんぼ」と「越えてゆけ」の2曲を178人全員で歌い上げ、学年としてのまとまりをきれいなハーモニーで示してくれました。
3年生は各学級の合唱1曲と、学年合唱「ふるさと」「星影のエール」の計3曲を見事につくり上げ、心に響く歌声でホール全体を包み込んでくれました。
吹奏楽部、合唱部、演劇部、美術部は、日頃の活動や練習の成果を、それぞれの形で表現し、私たちを魅了しました。
生徒の頑張りは大きな感動を生み、涙を流される来賓、保護者の方もいらっしゃいました。
スローガンにあるように、「それぞれの想い」という糸が、大きな美しい布を織りなし、附属中学校を温かく包み込んでくれたように感じられた1日でした。
今週末で令和4年度の前期終了となります。
文化祭で絆を強めた生徒たちの「後期」の活躍も楽しみです。
赤い羽根共同募金の街頭募金活動
10月1日(土)に本校のボランティア委員会が中心となり、赤い羽根共同募金の街頭募金活動を行いました。
今年度はバレーボール部の生徒も加わり、21名がイオン鹿児島鴨池店で活動しました。
10月に入ったとはいえ、少し日差しの強い日ではありましたが、爽やかな笑顔と元気な声で募金の呼び掛けを行いました。
共同募金にとしてお寄せいただいたご寄付は、子どもたち、高齢者、障がい者などを支援するさまざまな福祉活動や、災害時支援に役立てられます。
日々学習や運動に励む生徒たちですが、社会や誰かを思い、そのために行動を起こすこともまた、大切な学びであると考えます。
今回の活動が、本校生徒のボランティア精神を高め、社会に貢献する生徒の育成に更につながると強く信じています。
そして、街頭募金活動に御協力いただきました皆様、ありがとうございました。
令和4年度 台湾教育実習生オンライン実習
本校の特色の一つとして、台湾との国際交流活動があります。
その一環として、本校では例年、教育実習期間に合わせ、台湾にある国立台北教育大学(NTUE)から教員を志す大学生の教育実習を受け入れています。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大に伴い、実習の中止を余儀なくされておりました。
ですが、今年度は『オンライン教育実習』という形で実習を再開しています。
期間は9月20日(火)から30日(金)にかけての8日間で、対象は主に2,3年生です。
現在、一人一台端末を活用し、台湾の実習生が英語の授業に参加したり、実習生が授業者となり実際に授業を行ったりしています。
生徒たちは、オールイングリッシュかつオンラインという授業形態に戸惑いながらも、真剣な態度で臨んでいます。
実際のコミュニケーションを通して、言語や文化の共通点・相違点を学ぶとともに、コミュニケーションの楽しさや難しさ、有用性を実感する機会となることを期待します。
来年度は、台湾の実習生たちも対面での教育実習ができますように。
第72回運動会
台風11号の九州接近により、天候が心配される中、9月3日(土)に第72回運動会が行われました。
新型コロナウイルス感染症や熱中症への対応として、昨年度同様に半日開催となりました。
しかし、昨年度と異なる点として、一人の生徒につきお一人ではありましたが、全学年の保護者に来場・参観していただき、たくさんの応援や拍手の中で実施することができました。
今年度のスローガンは「燃えよ 五色の情熱 繋げ 真心のバトン」
青・赤・黄・緑・白の5つの団が、夏の暑さに負けないほどの情熱で真剣勝負に臨みました。
昨年度から登場した各団での太鼓や鳴り物を用いた応援。
例年以上に接戦となった1年生の学年種目「はつらつ旋風2022」。
学年主任お手製のカゴが大活躍した2年生の学年種目「抱っこして おんぶして RUN RUN RUN」。
大雨に見舞われた3年生の学級対抗全員リレー「繋げ!桜梅桃李陸上」や3年ぶりの復活となったフォークダンス。
そして、応援団による熱い演舞。
雨によるグラウンド状況の悪化のため、「若き夢(玉入れ)」と「色別対抗リレー」は中止となってしまいましたが、どの競技も生徒が真剣に取り組み、その姿に温かい拍手が送られました。
今年度の「競技の部 優勝」は赤組、「応援の部 優勝」は青組となりました。
勝ちを喜び、負けを悲しむのは当然のこと。
ですが、優勝を目指して共に汗を流した日々は、全員にとってかけがえのないもの。
努力の証、仲間との絆に、それぞれの真心を添えて、大切に繋げていきましょう。
前期前半、終了
本日、令和4年度の前期前半が終了しました。
7月らしい蒸し暑い日ではありましたが、全校生徒で美化作業を行い、その後、前期前半を締めくくる集会や表彰式、県総体推戴式を行いました。
集会では、校長先生から「『1年間の四分の一』が過ぎた今だからこそ気付くこと、考えるべきこと」についてお話しをいただきました。
また、生徒指導主事の先生から「自分自身を守るためにも、過信しないこと」についても話していただきました。
令和4年度も、多くの生徒が各種大会やコンクール等の様々な場面で活躍してくれています。
夏休みに行われる県総体や各コンクールでも、これまでの練習の成果を全力で発揮してきてくれることでしょう。
生徒の皆さん、保護者の皆様、熱中症や感染症の対策を入念に行いながら充実した夏をお過ごしください。
8月22日(月)の前期後半を、生徒の皆さんの笑顔とともに迎えることを私たち教職員も楽しみにしています。
Have a Nice Summer Vacation!
情報モラル教室
7月11日(月)に各学年で情報モラル教室を行いました。
講師として本学の髙瀬和也助教をお迎えし、リモートで授業をしていただきました。
昨年度から始まったGIGAスクール構想に基づき、本校でも一人一台端末を活用した授業が行われています。
また、大人だけでなく生徒たちにとっても、今やインターネットやSNSは生活の一部となっています。
情報を正しく判断する力や、文字によるコミュニケーションを図る力が求められる一方で、すぐそばにある危険やトラブルへの対処法も身につける必要があります。
今回、髙瀬先生は、話合い活動や具体的な事例を用いながら生徒たちに分かりやすい授業をしてくださいました。
デジタルネイティブ世代である生徒たちが、これからの時代を豊かに生きるために、大切な学びとなったことでしょう。
ぜひ家庭でも話題にしてくれることを期待します。
令和4年度生徒総会
令和4年度生徒総会は「カッコいい附中の創造」をテーマに掲げ、行われました。
社会の一員として、公共交通機関利用の際に全校生徒が意識して取り組むべきことは何か。
「性の多様性」を受け入れ、一人ひとりがありのままの自分でいられるように変えるべきことは何か。
時代の変化に合わせながらも、本当に大切にすべきことを全校生徒で真剣に話し合いました。
本校は「新たな時代を豊かに生きる生徒の育成」を研究主題にも設定しています。生徒が積極的に意見を交わし、よりよいものをつくり上げようとする姿は、新たな時代を豊かに生きようとする姿そのもののように感じられました。
学校体験実習
本日,鹿児島大学教育学部1年生67名が本校で学校体験実習を行いました。
これは,教員を志す大学生の皆さんが,少しでも早い段階で教育現場を訪れ,現職の教員の話を聞いたり,生徒や授業の様子を見たりすることで,教育への情熱ややりがいを高めてもらうことを目的としています。
いつの日か,同僚として,鹿児島の教育に,子どもたちの成長に関わることができる日を楽しみにしています。
令和4年度日曜参観
本日,令和4年度日曜参観を行いました。
昨年度は新型コロナウイルス感染症拡大のため実施できませんでしたが,今年度は各学年で時間をずらし,また特別教室で授業をすることで三密を避け,実施することができました。
10日前に研究公開を経験した生徒達にとっては,保護者の皆様に参観される方が緊張するようでした。
今回は,各学級担任による授業を参観していただきました。保護者の皆様は,担任と生徒達がどのように関わりながら学校生活を送っているのかを見ていただけたことと思います。
また,保護者の皆様の来校に合わせて学級PTAもさせていただきました。本校の教育活動の一端を知る機会,他の保護者の皆様との交流の場になったのであれば幸いです。
子供達の,御家庭の中とは少しちがう表情や様子を見られるのも授業参観の醍醐味の一つです。
次回もどうぞご参加ください。お待ちしております。
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