学校の様子

附属小児童 授業参観

2023-06-22

本校では、毎年附属小学校の6年生を対象にした授業参観を行っています。

この活動は、児童の皆さんが来年度からの中学校生活がどのようなものであるかを知ってもらうために行っています。

児童の皆さんの中には、本校への進学を考えている子もいれば、県内外の中学校への進学を考えている子もいることでしょう。

新しい環境での生活は、期待と不安がいっぱいです。

実際に校舎内を歩き、小学校との共通点や相違点を知ることは、まちがいなく児童の皆さんにとってプラスの効果を生むはずです。

授業参観日当日は、本校職員とともに校舎内を歩き、中学生の授業の様子や学級設営等を見て回りました。

また、2年生の国語の授業に参加し、中学生による「附属中学校の魅力」についてのプレゼンテーションを鑑賞する時間もありました。

本校生徒たちは、一人一台端末を使って、写真やクイズを用いながら中学校生活について話したり、児童の皆さんからの質問に丁寧に答えたりしていました。

20分ほどの交流でしたが、本校生徒と児童の皆さんの間につながりを生む素敵な時間となりました。

私自身、児童の皆さんが、ワークシートに真剣な様子でメモをとったり、中学校生活について積極的に質問したりする姿を通して、改めて教職という仕事が子どもの成長に関わる大切な仕事であることを実感することができました。

附属小学校の児童の皆さんが、これからも健やかで充実した小学校生活を送ることを願っています。

そして、来年度本校に入学し、一緒に授業できる日を楽しみにしています。

 

※個人情報保護のため、画像の一部を加工しています。

令和5年度研究公開へのご参加ありがとうございました。

2023-05-29

5月26日(金)に令和5年度研究公開を開催いたしました。

今年度は研究主題「新たな時代を豊かに生きる生徒の育成」の5年次にあたり、副主題を「ファシリテーションに着目した指導による探究的な学びの実現を目指して」と設定し、研究を進めてまいりました。

研究公開当日は、県内外の教職員の皆様をはじめ、本学の教育学部生も多く来校し、授業参観や授業研究にご参加いただきました。

授業研究後は、附属小学校にご移動いただき、上智大学総合人間科学部教育学科の奈須正裕教授の講演も盛況の中で終えることができました。

これまで、「研究の成果は子どもの姿で見せる。」という思いで本校職員一丸となって取り組んできました。

学習に真剣な様子で臨む生徒の姿、生徒と教師が一緒になってつくる授業を、お見せできたのではないかと思います。

来校してくださった皆様、御指導くださった皆様、御協力くださった皆様、準備から当日の授業・運営を頑張ってくれた生徒の皆さん、研究公開に携わった全ての皆様のおかげで、今年度の研究公開を終えることができました。

心より感謝申し上げます。

そして、今後しっかりと振り返りを行い、よりよい授業づくりに精進してまいりますので、これからも御指導・御鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

令和5年度開校記念一日遠足

2023-05-16

5月1日は本校の開校記念日でした。

今年度も、さわやかな青空の下、開校記念一日遠足が実施されました。

鹿児島市役所前のみなと大通り公園から吉野公園までにおよそ8kmを、全校生徒で歩きました。

吉野公園では学年全体でのレクリエーション、生徒会本部が中心となって企画・運営した恒例の「新入生を囲む会」が行われました。

緑いっぱいの公園に、生徒の笑顔がいっぱい咲いたこの遠足が、マスク越しで疎遠になっていたお互いの距離感をぐっと縮める機会になってくれたことでしょう。

前期はまだ始まったばかりです。

これから行われる設営コンクール、研究公開を通して、さらに心の距離を縮め、絆を深めていきましょう。

 

 

 

 

 

第73回入学式

2023-04-08

4月7日(金)、本校体育館で第73回入学式が挙行され、新入生180名が入学しました。

新入生の皆さん、保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。

私たち教職員一同、在校生一同、この日を心待ちにしておりました。

これからどうぞよろしくお願いいたします。

 

今年度の入学式には、在校生である新2・3年生と教職員、新入生の保護者、そして来賓も参列しました。

また、本校に語り継がれている「歌に始まり、歌に終わる附属中」のことばどおり、新入生を在校生による『タンホイザー行進曲』で迎え入れることができました。

昨年度の卒業式では叶わなかった、2学年360名による壮大な歌声を聴きながら、新入生と保護者の皆様も更に本校への入学を実感されたことと思います。

本校校長の坂中の式辞にありましたように、本校での学びのなかで、他者を認め、自主・自立の精神を重んじて過ごすことによって、充実した学校生活を共に築いていきましょう。

 

 

卒業生を囲む会

2023-03-13

卒業式前日、本校では毎年「卒業生を囲む会」が行われます。

これまで最上級生として、学校を引っ張り、そして支えてくれた3年生に対して、1・2年生が感謝を伝える行事です。

3年生は、入学当初から新型コロナウイルス感染症の猛威により、様々な制限や我慢を強いられてきました。

それでも、明るく前向きに勉学や運動に励み、「徳・体・知」を育んできました。

その軌跡を、生徒会本部役員が中心となり、笑顔いっぱいのパフォーマンスで見せてくれました。

また、明日の卒業式には1年生は体育館に入ることができないことから、この「卒業生を囲む会」で1・2年生合同による「タンホイザー行進曲」を3年生に披露しました。

「附属中第2の校歌」と言われるこの曲が体育館に響き渡ったとき、教職員の私たちの心にも懐かしく、そして熱い感情がこみ上げてきました。

さらに、恒例の「壁画」も披露されました。

1・2年生360人によって作られた今年度の壁画のテーマは「飛躍」です。

新たな門出を迎える3年生が、輝く未来へと更に飛躍することを願い、後輩から先輩への最後のプレゼントとなりました。

明日は卒業式。

感動の笑顔と涙があふれ、「歌で始まり歌で終わる」附属中の伝統の復活です。

 

 

【壁画に込められた思い】

大きな翼を広げ力強く羽ばたいている鷹は、3年生の皆さん一人一人を表現しています。その鷹が掴んでいる五色のたすき。これはときによき仲間として、ときによきライバルとして切磋琢磨しながら、多くの輝きを放ち、多くの感動を与えてくれた先輩方の姿をアルバムとして表現しました、また、その周りにあるイチョウの葉は、舞い上がっています。コロナ禍で多くの困難がある中でも、前向きに明るく工夫することで乗り越え、附属中学校に新たな文化・上昇気流を作ってくださいました。さらに、空高く舞い上がるイチョウは附属中という大きな木から一枚一枚旅立っていく葉が風にのってさらに舞い上がり、辛いときも多くの人の支えや附中の経験によって立ち上がり、さらに舞い上がることができる。そんな意味を込めています。

鷹(3年生一人ひとり)が飛ぶ先には、光り輝く太陽があります。これは先輩方が力強く見据えている新たな希望や目標です。大きな希望や不安もあると思いますが、今日までの経験を大きな自信と支えにされ、さらに飛躍され、これまで以上の輝きを放ってくださることを願っています。

私達在校生をリーダーとして引張り、悩んでいるとき手を差し伸べてくださった先輩方。その姿に憧れ、その姿に感謝の気持を込めたものがこの壁画です。先輩方がこれからも飛躍していくことを在校生一同願っています。3年生の皆さん,ご卒業おめでとうございます。

(壁画制作委員長 中道さんの発表から抜粋)

後期後半のスタート

2023-01-07

本校は1月6日(金)から後期後半が始まりました。

新年を迎え、いよいよ進級・進学に向けて本年度の締めくくりの時期が迫ってきました。

1校時には、感染症対策として多目的ホールから各学級へ映像を生中継する形で全校集会を行いました。

集会では、楠原副校長先生が講話をされました。

ご自身が見られた初日の出や、1月2日・3日に行われた第99回箱根駅伝にふれ、目標を立てることや、やるべきことを最後までやり遂げること、『襷を渡す時期』に向けて振り返りに努めることの大切さを、全校生徒に話してくださいました。

また、受賞伝達式も行われ、上谷校長先生から代表の生徒たちへ賞状や記念品の授与がありました。

部活動の大会やコンテストに加え、書道や絵画の作品展、教科に関するコンテスト等で20以上の受賞です。

なお、鹿児島市教育委員会主催の「こころの言の葉コンクール」では学校賞をいただきました。

作品を応募してくださいました生徒・保護者の皆様への賞です。おめでとうございます。

学習だけでなく、さまざまな活動に熱心に取り組み、そして結果を残している生徒の姿を見て、嬉しい気持ちであると同時にとても誇らしい気持ちになりました。

 

令和という新たな時代も5年目を迎えます。

皆様にとってすばらしい1年となりますように。

そして、高校入試を迎える3年生、がんばれ!全校体制で応援しています!!

 

 

 

2023年に向けて

2022-12-26

12月22日(木)のRT(Ruriiro-Time)では、生徒集会が行われました。

この日の生徒集会では、10月に発足した新生徒会本部役員による「生徒会目標の発表」が行われました。

令和5年度9月までの1年間、生徒会が掲げる「生徒会目標」。

この決定までに、生徒会本部役員は多くの時間を費やしてきました。

毎日のように話し合い、考えや気持ちを整理し、言葉をおこし、本校職員に提案します。

指導や助言を受けるたびに話し合い、修正をしては提案します。

このやり取りを繰り返すうちに、生徒の心にある感情や願いが練り上げられ、「言葉」として具現化されていきます。

およそ1ヶ月半をかけて練り上げられ、先日全校生徒に披露された生徒会目標は

「想いでつながり合い 未来を彩る生徒会」

 

生徒一人ひとりがつながりを実感し、輝く未来へと一日一日を大切につなげていく。

笑顔いっぱいに、そして頑張り続ける本校生徒の姿が目に浮かびます。

すてきな2023年となりますように。

そして、生徒、保護者、地域の皆様、2022年は大変お世話になりました。

2023年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

   

 

第3学年職場体験学習

2022-11-06

本校3年生は,10月25日(火)と26日(水)の2日間,鹿児島市内で『職場体験学習』を行いました。

『職場体験学習』を通して,働くことの楽しさや厳しさ,その意義や勤労の尊さを実感することに加え,社会との関わりや,社会の一員としての役割を自覚することは,これからの社会・日本を担う生徒たちにとって必要な学びであると考えます。

しかしながら,新型コロナウイルス感染症の影響により,本校でも3年ぶりの実施。

計画当初は,各事業所からの御理解と御協力がいただけるか,私たち教職員も不安でした。

不安が拭えぬ中,生徒受け入れの依頼をさせていただいたところ,55カ所もの事業所が活動への理解を示し,協力を了承してくださいました。

体験学習期間中,各事業所を訪問させていただくと,生徒たちは慣れない環境の中で,大人に交じって仕事を教えてもらいながら熱心に活動していました。

『働く』とき,学校での学んだことがそのまま生かせるわけではありません。

それぞれの立場や環境に応じて,これまでの学びを使い分けたり,組み合わせたり,そして新たに学び直したりすることが求められます。

そこには,職場での円滑なコミュニケーションや,協働的な視点,奉仕や思いやりの心なども関わってきます。

生徒たちが将来,どのような仕事に就き,社会に関わっていくのかはまだ分かりません。

ですが,2日間で感じたこと,学んだことは将来きっと役に立つことばかりだったことでしょう。

生徒の皆さんには,自身の生き方,キャリアデザインにしっかりとつなげてほしいと願います。

そして,本活動に関わってくださった各事業所の皆様,お忙しい中,御協力くださり,ありがとうございました。

 

 

 

第2学年修学旅行

2022-11-06

本校2年生は,10月25日(火)から28日(金)までの3泊4日の行程で『修学旅行』を行いました。

本校の修学旅行は関西方面です。

Full of Smiles〜感謝の気持ちを胸に、一期一会を大切にする旅〜

のスローガンのもと,1年次に鹿児島県内で行ったウォークラリー同様,さまざまなSDGsに触れながら,日本のよさや協働の大切さを学ぶ校外活動となります。

京都では,清水寺や平等院鳳凰堂を訪れるとともに,生徒たち自身による研修計画をもとに京都市内を巡りました。

大阪では,大阪城や道頓堀で見識を深めるとともに,ユニバーサルスタジオジャパンで楽しい思い出をつくりました。

今回,2カ所のホテルに宿泊しましたが,出発の際,各部屋に『お礼の手紙』を書き置く生徒が多くいました。

一期一会を大切にしようとする生徒たちの思いと行動に,ホテルのスタッフの皆様も大変感激してくださいました。

自分の笑顔だけでなく,友達や出会った方々の笑顔が生まれる,まさにFull of Smiles(笑顔いっぱい)の4日間となりました。

修学旅行で得た学びや深まった絆が,2年生の一人ひとりを更に成長させてくれると期待しています。

 

修学旅行(2日目) 修学旅行(4日目)

第1学年集団宿泊学習

2022-11-06

本校1年生は,10月26日(水)から28日(金)までの2泊3日の行程で『集団宿泊学習』を行いました。

『大隅青少年自然の家』に1年生みんなで宿泊し,寝食を共にしました。

また,野外炊飯やグリーンアドベンチャー,セルフコントロールに関する社会人講話,高隈山系での万滝を目指した登山など,多くの活動も行いました。

みんなと過ごすと,楽しいことやおもしろいことにたくさん出会えます。

その分,我慢しなければならないことや協力しなければならないことも出てきます。

『集団生活とは』,『協働とは』について気づき,学び,行動した3日間でした。

この学びが,生徒たちの成長に今後どのように生かされていくのか,期待するとともに楽しみにしています。

 

【第1学年 学年主任より】

3年ぶりに実現した宿泊学習は,天気にも恵まれ、計画した全ての活動を実施することができました。ここ2年,集団での行事が制限される学校生活を送ってきた生徒たちにとって,宿泊学習は仲間の大切さを実感できるよい機会となったようです。往路での会話の様子や他者を思いやる姿から,多くの学びがあったと感じます。宿泊学習における様々な経験が,きっとこれからの普段の生活に生きると信じています。

 

 

 

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